集まるところに集まるもんだ


アイスバインを食べ過ぎて気持ちが悪いshimaxです。
しかも、アイスバイン、お皿に盛ってる姿が意外とグロイ(汗)


今日は家族で友人の個展へ行ってきました。
お店に作品を置かせてもらうタイプの個展です。お店はCafe&Barでした。


恵比寿駅から少し離れたところにあります。
さすが恵比寿、おしゃれショップがチラホラ住宅に紛れてありました。ぶらっとする価値のあるまちですね。(誰か恵比寿に詳しい方いませんか??)


さてさて、その個展について。
その方は主に生き物を多く描いておられます。特に、。ちなみに本人は、クラゲが一番好きらしい・・・。私は、キリンさんが好きです。If Giraffes Wore Necklaces
細かくそして細い線画にいろんな色を落として描かれています。はぁ〜すごいねぇ〜。


お店に展示させてもらう場合、展示する作品を事前にショップオーナーと決めるそうです。ということもあり、虫より動物や花が多く展示してありました。(虫を見ながらお茶をしたくないだろうという気遣いらしい。)本人がこのお店をとても気に入っているそうで、(penに載ってたんだって)まぁ念願叶ったりってところなんでしょう。こういうお店はアーティストさん達が良く集うそうですよ。フランスのカフェみたい。


今回改めて展示する環境って大切だなと思いました。
作品の雰囲気を生かすも殺すも環境(お店)次第なのね。逆に、店側も自分の所のコンセプトにそぐわないものは置けないし。お互いのセンスや相性の問題になってくるのでしょうか?そこんとこどうなんでしょ?先生、教えてくださいっ!
そういう意味で今回のお店はハイレベルな感じ。オシャレカフェを歩き尽くしたわけではありませんが、素人でもわかります。オーナーがアメリカだのどこどこだの回って買い付けてきたアンティークで構成されています。アンティークの家具や雑貨に上手く紛れて作品が置いてありました。そのような置き方だと自然と発見!って感じで作品を見ることになるのです。だから上手くはまりすぎちゃって、気づかないこともあるかもしれない・・・。
私がこのお店で目を引いたのは窓ガラスです。何ガラスというのかわかりませんが、泡や波が残っているきちんと成形されていない昔ガラス見たいなのがはめてある窓がかなり気に入りました。不透明で外の景色がモヤモヤしてとても○。欲し〜い!!


人様の場所とはいえ一応個展なので記帳をします。
両親が名前を書き終わった後、突然オーナーの方が遠慮した感じで「○○さんですよね?」と父に話しかけてきました。家族は内心(そりゃ○○に決まってんだろ。記帳した通りだよ。)と思ったかどうか。取りあえず父は「はあ。」みたいな冴えない返事をしました。
オーナー:「私、××です。以前、(某セレクトショップ名)にいた。」
父:「ああ!やっぱり!!」


私の父親は某アパレルメーカー勤務なのですが、オーナーは元社員だったのです。世の中せまっ!!
お互い店で顔を合わせてから「ん〜どっかで見た顔だな〜」と思っていたそうです。うちの父の顔はそうそういないぞ(笑)
父:「会社にいたままじゃ、会社に押されて好きなこともできないもんな。」と。
確かにそうだ。会社で与えられた範囲で行なうことも大切。だけど、その範囲を超えたい、越してしまった、超える才能がある時、自分で起こすことになるんですね。
当然、自分の力を読み違えないように冷静さが求められつつも、夢や目標への強いエネルギーも必要で。決して気まぐれに進めてるわけでもなく、一貫性がある。土台がしっかりしていて、目的が明確なんでしょうね。それはオーナーも個展をやった友人もそうなんだと思います。
たまに、夢や目標が気まぐれで、物事への応じ方が屈折してるおバカがいるので、こういう人たちに説教してもらいたいとホントに思ってます。(笑)
後で父に聞いたのですがオーナーは、バイヤーの責任者だったそうです。やっぱりって感じ。きっと、お店を起こす時も大変だったと思うけど、世界を回って見つけるのが楽しかったんだろうなぁと思いました。想像しただけで、ワクワクする。
こういう機会に(私は意外とシャイなので)なかなか相手の生い立ちとか深いところを上手に聞き出せない自分が残念でしょうがない。


そんな雨降る土曜日の午後でした。